首の痛み

顎の痛み、顎内症、顎関節症

顎の痛み

顎の痛みについて考えてみましょう。

骨と関節から顎の痛み、口が開きにくい、顎がガクガクいう、といった症状の場合、どこをみるのか?

普通は痛みが出ている側の顎を直接みると思います。

それは、お医者さんでもそうでしょうし、接骨院・整骨院でも元々顎の整復法が有ります。

もちろん顎の整復で改善するケースも有ります。

しかし、改善しないケースも結構な割合で存在します。

その場合は、何を考えるべきか?

顎の関節は、頭の骨と、ぶら下がっている骨の下顎で構成されています。

頭の骨は、しっかりしています。

下の部分の下顎は、考えようによっては、ただぶら下がっているだけの骨を靭帯や筋肉で支えている様な作りです。

そう考えると、頭の骨を正しい位置に戻してやれば、下のぶら下がっている下顎は何とかなると思いませんか?

大抵の場合、顎に障害をお持ちの方は、上を向きにくくなっています。

骨・関節で考えると、首の骨にロック(引っ掛かり)が有る為、上手く上を向けないのです。

口って、下を向くと開きにくく、上を向くと開きやすくありませんか?

顎に何も問題が無い人でも、試すと分かるはずです。

つまり、首を矯正して上を向き易くすると、口は開き易くなり、痛みもやわらいできます。

大抵の場合は、痛い側、開きにくい側の頸椎を1番から順に2番、3番、4番と矯正して行きます。

3番が一番重要なのですが、4番まで矯正したところで、パカッと開き易くなります。

ただし、顎関節に癒着が有ると、首の骨をいくら整えても変化が見られません。

その場合には、直接顎の関節を矯正する必要が有ります。

この場合の矯正は、一般的な、外れた顎を整復する方法とは違った方法を使用します。

一般的的な顎の整復は、てこの原理を利用して、押し込む形で行います。

一般的な方法でも改善するケースは有ります。

顎の関節は、口を開ける時に、下顎が前方に滑る事により、口が開けられる訳ですが、後方に矯正した際に、前方にも可動しやすくなってくれた場合は、改善してくれます。

ところが、後方に矯正しても、癒着が取れずに、下顎が前方にスライド出来ない場合は、改善してくれません。

その場合には、やはり直接、前方に矯正を掛ける必要が有ります。

私の場合は、私のオリジナル手法で矯正を行います。

癒着が有ると、矯正する時に、ゴリゴリとかガリガリとか音を立てて矯正されて行きます。

実は、この方法、たまたま自分の顎が痛くなった時に、自分の顎を実験台にして矯正するポイントを見つけました。

動かした後は、スパイラル・テーピングを貼付します。

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