首の骨の歪みは、東洋医学の水毒・お血にも連動しています。
水毒とは、簡単に説明すると、体内の水の異常の事です。
お血とは、体内の血液の異常の事です。
水毒の状態の時は、水分の異常なので、下痢を起こしやすくなります。
お血の状態の時は、逆に便秘を起こしやすくなります。
この水毒・お血の異常は、首の骨の3番に現れます。
水毒の時は、頸椎3番の右側に筋硬結を作るので、右後ろに出っ張ります。(青)
お血の時は、頸椎3番の左側に筋硬結を作り、左後ろに出っ張ります。(赤)
矯正方法は色々有ります。
私の場合は、JRC関節可動回復矯正法を使ってジワッと矯正します。
トムソンテクニックを得意とする先生は、ドロップテーブルでガチャンとか、ストンといった感じに矯正します。
他のカイロプラクティックが得意な先生だと、バキッとかボキッと言った感じで矯正します。
オステオパシーのスティル・テクニックだと、クリンッて感じですね。
じゃあ東洋医学、鍼灸の先生は
痛い所に直接処置をする先生もいるでしょうが、ここはツボの面白い所で、胸や、お腹、足のツボを使っても、首の骨の出っ張りは、引っ込みます。
私は柔道整復師の資格は持っていますが、鍼灸師の資格を持っていませんので、そのツボにスパイラルテーピングを貼って処置します。
このツボから診る方法を使うと、単純に首の骨が歪んでいるだけではなく、全身に関係しているんだな、と考えさせられますね。