以前の記事『アキレス腱が痛い!アキレス腱炎?』では、アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎についてお話ししました。
今回のアキレス腱付着部炎は、アキレス腱そのものより下の方が痛みます。
踵の骨にアキレス腱が付着している部分です。
ここを押すと痛みが有ると思います。
発症原因は、アキレス腱炎と同じく、スポーツなどでの使い過ぎや、会わない靴の使用などと考えられています。
アキレス腱炎は、ふくらはぎの筋肉の一部です。
車で例えると、ふくらはぎの筋肉がエンジンで動力になります。
アキレス腱は、ブレーキで力を抑制する部分です。
エンジンである、ふくらはぎの筋肉が何らかの原因で異常緊張して、力が入りっぱなしの状態から、さらにアクセルを踏み込む様な使い方をしたら、どうなるでしょうか
力を抑制するブレーキの役割である、アキレス腱は相当なストレスが掛かると思いませんか
引っ張られて炎症が起こる事が考えられます。
本当に炎症なのかな という疑問も有りますが、炎症でなくても、疲労物質や老廃物が溜まる原因にはなると思います。
疲労物質や老廃物が溜まると、痛みを感じます。
施術としては、その考えに基づいて、ふくらはぎの筋肉の異常緊張を解消する手技と、アキレス腱付着部に溜まった疲労物質や老廃物を流してやる為のテーピンクを行います。
大抵の場合は、その場で痛みの減少が感じ取れると思いますよ。
テーピンクについては今度ご紹介いたします。
