今回は、手の使い方についてのお話しです。
同じ作業をしていても、手や腕を痛めやすい人と、痛めにくい人がいると思います。
治療を受けていても、治りにくい場合は、今回お伝えする、良くない方の使い方になっているかも知れません。
物を持つ時の手の形、力を入れる所の違いで、手に掛かる負担は大きな差が生まれます。
具体的に説明しますと、これが痛めにくい持ち方です。
痛めにくい持ち方の場合は、手の中心で『たなごころ』と言われる所を使って物を持ち、指を添えます。
そして、こちらが痛めやすい持ち方です。
痛めやすい持ち方は、指の力を使って握り込む持ち方です。
テニス肘や、腱鞘炎になりやすい人は、『たなごころ』で物を持つように心掛けてみて下さい。
手に掛かる負担が減ると思いますよ。