腰の痛み

反り腰タイプの腰痛症

PNF筋整復法の考え方で、腰痛は大きく2つのタイプに分けられます。

それは、反り腰タイプと深腰タイプです。

今回は、反り腰タイプの腰痛症についてのお話しです。

腰は一般的には、反りが必要とされています。

ところが、反りが強いと腰痛の原因になるのです。

どういう事かと言うと、背骨の後ろ側には神経が通っています。

骨盤が必要以上に前に傾いて、腰の反りが強くなると、背骨の後ろ側を通っている神経を、背骨が突き込んで、圧迫してしまいます。

腰痛は、筋肉が固くなって起こる事が多いのですが、神経や軟部組織を圧迫した場合も痛みは出ます。

このタイプは、ふくよかな方に起こりやすくなります。

なぜかというと、お腹の重みで、腰が前方に引っ張られる為、神経の圧迫や、軟部組織の圧迫が強調されてしまうからです。

では、反り腰タイプの腰痛は、太った人だけに起こるのかと言うと、そうでもなくて瘦せた人でも、背中を丸めている人には起こります。

瘦せていても、背中が丸い人のお腹は、緩むので前方に出ている事が多く、結局のところ太っている人と同じ様な状態になっています。

では、お腹が出ている人の腰痛は、改善しないかと言うと、それも違って、骨盤の角度を戻していくと、神経は圧迫されなくなりますので、痛みがやわらぎます。

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