首の痛み

不眠症について

不眠症

不眠症の施術

不眠症のテーピング療法

不眠症を改善させる方法は、いくつか有ります。

その中でも、手軽な方法として、スパイラル・テーピングの処置が有ります。

細いテープを貼るだけですので、絆創膏でも代用出来ます。

貼る場所は、両手の薬指の末節骨になります。

貼り方は、左上がりに螺旋を描くように指を数周します。

なぜ、これで不眠症が改善するの

不思議ですよね

自律神経って、交感神経と副交感神経が有りますよね、薬指に軽度の刺激が加わると、副交感神経の方が優位に働く様です。

落ち着かせる効果が有る為に、不眠症の改善に役立つと考えられています。

逆に集中力を高めたい場合は、人差し指を使って交感神経を優位にするという方法を使います。

不眠症の手技療法

足部

夜、眠れないと相談されて、真っ先に確認するのはどこでしょうか

私の場合は、足の関節の硬さを診ます。

足には不眠症改善の代表的なツボである、失眠(しつみん)や、湧泉(ゆうせん)が有りますし、足が硬いと眠りが浅くなると言われています。


私の場合は、ツボという捉え方ではなく、関節ロック(引っ掛かり)に着目しています。
一般的には、ツボである失眠(しつみん)や、湧泉(ゆうせん)を押して刺激を加える様に指導される事が多いと思います。

足の平の関節の引っ掛かりを解除する事により、柔らかくします。

足の関節が柔らかくなると、筋肉も緊張状態から解放されますので、血流も良くなります。

血流が改善しますので、結果的に、勝手にツボにも効いているかも知れませんね。

まぁ、ツボからでも、関節からでも、結果が出ればOKですよね。

足を柔らかくすると、「昨日の夜は、ぐっすり眠れました」と言われる事が多いです。

首・頚部

足を柔らかくしても、効果が出ない場合は、次に考えるべき事についてです。

次に考えるべき所は、どこでしょう

私の場合は、首を疑います。

首の硬さです。

首の筋肉が硬い

首の筋肉が硬いと、不眠症にもなりやすいですし、頭痛も起こりやすくなります。

特に首の上の方ですね。

骨で言うと、頸椎1番から3番くらいの所です。

不眠症に効果的とされている首のツボも、首の上の方に集中しています。

安眠(あんみん)、完骨(かんこつ)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)などが有名な所と思います。

ツボを押すというアプローチが一般的ですが、私の場合は、骨の方から考えて処置をします。

関節ロック(引っ掛かり)が有ると筋肉が硬くなりますので、関節ロックを解除して筋肉を緩めます。

筋肉の緊張が取れると、血流が良くなりますので、結果的には、ツボにも効いているのかも知れませんね。

経験的には、首の筋肉を緩める事によって、眠れる様になる事が多いです。

というか、逆なんです 首が辛くて受診されて、首が改善して来たら、「よく眠れる様になりました」と言われる事が多々有ります。

それを聞くまで、不眠症なんて全く気にしていなくて、あぁ不眠症も有ったんだぁ~、ついでに良くなって良かったですねって感じです。

だから、全くツボを意識して押したりしていないのです。

骨盤

不眠症については、薬指のテーピング、足の硬さ、首の硬さについて説明して来ました。

どれでも一定の効果が有るのですが、戻ってしまう場合に考えるべき所が有ります。

どこだと思いますか

それは、骨盤です。

骨盤の真ん中の骨である仙骨の両脇は、仙腸関節という関節になっています。


例えば、骨盤部が左向きに捻じれている場合。
この関節が引っ掛かり、正しい動きが出来なくなると、身体は捻じれた動きを強いられます。

身体は、骨盤が捻じれていたら、何とかバランスを取ろうと調整します。

骨盤のすぐ上に有る、腹部では右向きに捻じれてバランスを取ります。

その上の胸部は、また左向きに、その上の首は右向きにと、交互に逆方向に捻じれてバランスを取ります。


首の症状が、その場は凄く良いのに、次に来院した時には、戻ってしまうという事が何度も繰り返す場合は、骨盤を疑ってみるのも一つの手です。

首の骨を整えて、筋肉が緩み、その日は不眠症が改善したのに、戻ってしまう場合、などは骨盤を中心に全身を整えると良い結果が出る印象が有ります。

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