首の痛み

ストレートネックについて

ストレートネック

最近、ストレート・ネックと病院で診断をされて、なかなか良くならないと来院される方が多いので、私の見解を述べておきます。

一般的に首の骨の前方への湾曲が減少して、真っ直ぐになっている状態をストレート・ネックと言われています。

骨の湾曲がクッションになっている為、湾曲が減少すると頭の重みを支える事が困難になるので、圧迫されて、首が痛くなるという考えになります。

その他、筋肉が緊張して硬くなると、痛みを感じます。

筋肉に通っている神経が、筋肉の血行不良による酸欠や、疲労物質が溜まった状態を痛みとして感じるものなのです。

筋肉の過緊張を取り除く事を考えないと、なかなか良くならない訳ですよね。

そして、首の筋肉だけ緩めた場合、その場は楽だけど、すぐに戻ってしまうという事が起こります。

実は原因は、首だけでは、無いのです。

ストレートネックの原因

その物が原因のストレートネックは、スマホっ首と言われる状態です。

スマートフォンを覗き込む為に、頭が前方に突き出て、首が伸び切っているのです。

首を矯正して、身体の使い方を変える必要が有ります。

骨盤

首だけを治療して改善するものの、戻ってしまうケースについて、お話させて頂きます。

先ずは骨盤と首の関係性についてです。

骨盤後傾2013/05/17 15:58
骨盤前傾2013/05/17 15:58

左右の骨盤の使い方、違いが分かりますか

左の写真は、骨盤が後ろに下がった状態で、右の写真は、骨盤が起きている状態です。

骨盤の使い方によって、腰椎の湾曲が、ぜんぜん違いますよね。

左は腰の反りが無くなっています。

右は腰が反っていますよね。

※但し、反り過ぎると腰痛になりますので、写真よりも軽度の反りで充分です。

これを全身の状態で見てみましょう。

猫背2013/04/17 14:16
背骨S字2013/04/16 16:51

左は全身の生理的S字カーブが減少し、姿勢が悪くなりますので、頭が前方に突き出して、首がストレートになります。

右は全身の生理的S字カーブがしっかり出来ていますので、首はちゃんと前方に反っているのが分かると思います。

左の様な状態では、首の筋肉を緩めても、不自然な体勢ですから、又すぐに緊張して痛くなります。

施術を受けてよくなるのに、戻ってしまう場合は、骨盤の状態もチェックしてみる必要が有るのです。

肩甲骨

骨盤に続き、肩甲骨についてです。

肩甲骨と首には相関関係があります。

肩甲骨の状態が良くないと、首も良い状態にはなれません。

良くない使い方は、肩が前に出て、内側に巻き込んだ使い方です。(左の写真)

そして良い使い方とは、胸が開いて、肩が後方に収まっている使い方になります。(右の写真)

巻き肩2013/04/23 12:10
肩甲骨正しい位置2013/04/23 12:05

骨格模型では、こんな感じになります。

円背2013/04/16 16:51
背骨s字22013/04/16 16:51

肩甲骨が前方に巻き込んだ状態では、 生理的湾曲である綺麗なS字カーブは作れないのです。

おまけに運動不足で、肩甲骨が癒着を起こしガチガチに硬くなると、連動して首の筋肉もガチガチに硬くなります。

首の筋肉を緩めて症状が改善しても、また戻ってしまう場合は、肩甲骨の状態もチェックしてみる必要があるという訳です。

背中

首の筋肉を緩めて改善するものの、すぐに戻ってしまうケースなどに考えなければいけないポイントの一つに背中が有ります。

いくら首の筋肉を緩めても、背中が丸まっていると、すぐに又、首の筋肉は硬くなってしまいます。

骨盤が後傾して、お尻が下がっていると、背中も曲がりますので、骨盤を起こす事は基本的に必要です。

骨盤後傾2013/05/17 15:58
骨盤前傾2013/05/17 15:58

これは横から撮った写真で、其々の写真の向かって右側がお腹側、左側が背中側です。

左の写真が骨盤が起きた状態で、右の写真は骨盤が後方に下がってしまった状態です。

これを全体的に見てみましょう。

この違い、判りますか

が背中が丸まった状態、右綺麗な背骨の状態です。

は骨盤が後方に下がっているので、背中が丸くなってしまいます。

は骨盤が起きているので、背中を伸ばす事が出来ます。

と言っても、逆もまた真なり。

背中が伸びると、骨盤の角度も正常になったりします。

一番重要なのは、背中ではないかとも考えられます。

施術としても、骨盤を起こさせた状態から、背中を反らせて、肩甲骨を後ろで寄せてあげると、首の硬さが大幅に緩んだ状態に成ったりします。

背中って、首の症状を改善させる為には、結構重要なポイントなんですよ。

ストレートネックの施術

骨・関節の施術

JRC1 JRC2

当院の施術は、JRC関節可動回復矯正法という、カイロプラクティックの一種ですが、非常にソフトタッチな矯正を行います。

JRC関節可動回復矯正法では、骨盤の仙腸関節を中心に、背骨、肋骨などの関節の引っ掛かりを解除して、本来の動きが出来るように導きます。

関節の引っ掛かりを解除する事により、その骨に付いている筋肉の緊張を弛緩させる事が出来ます。

筋肉の矯正

骨・関節の矯正で、ほとんどの人に効果が見られるのですが、中には筋肉や筋膜の癒着や、筋肉の習慣性がおかしくなっている為に、効果が見られない事が有ります。

その様な場合には、PNFストレッチのPNF筋整復法を行います。

ストレートネックの場合は、縮んでいる胸部の筋肉にストレッチを掛けて、胸を張れる様に導きます。

筋膜リリース 肩こり

スパイラル・テーピング

スパイラル・テーピングの施術は、ストレートネックに限らず、身体全体を見て、問題箇所を見付けて処置を施します。

首が辛くても、首に貼るとは限りません。

背中で有ったり、脇腹で有ったり、ツボで有ったりします。

検査を行い、テーピングが必要な所を探して貼付します。

テーピングの処置を行った後に、その処置が合っているのか、再度検査を行います。

身体が、その処置を嫌がっていない事を確認して、その日の施術を終了します。

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