交通事故による、むち打ち症を骨・関節から考えてみましょう。
車に追突された場合、通常の生活では有り得ない外力が加わります。
骨・関節は、歪みます。
ひどい場合は、骨折してしまいます。
骨折していれば、レントゲン検査でも分かりますので、骨折の診断が出ます。
ところが歪みの場合、レントゲン検査では、よく分かりません。
というのも、海外の骨のお医者さんは、ミリ単位でレントゲン写真に線を引いて歪みを調べるそうです。
日本のお医者さんは、忙しいので、そこまでやっている暇が有りません。
よほどハッキリと歪んでいなければ、骨には異常が有りません、捻挫でしょう。痛み止めの薬とシップを出しておきます。という事になります。
私の場合は、接骨院ですので、レントゲン撮影は出来ません。
視診と触診で判断します。
でも、レントゲン写真よりも、触って診た方が明らかに、ポコッと出ていますので、分かり易いと思っています。
施術としては、触ってみてポコッと出ている所を、戻して平らにして行きます。
むち打ち症になって何年も痛い人の場合、出ている首の骨が固まっていますので、それを解除するのは、とょっとしたテクニックが必要になります。
そこは、一般の方では難しいと思いますので、プロに任せて下さい。