スパイラル・テーピング(東洋医学)
OT-101(スパイラル専用の治療器)やSTテスト(スパイラルのOリングテスト)で痛みの原因を探り処置をします。
スパイラルテーピングが他のテープ療法と決定的に違うところは、様々な検査方法があるというところです。
ひとつの痛みをとるのにも、何種類もの方法があります。
それらの検査方法の中には田中式オリジナル検査のほか、経絡現象・六部定位・脈状等、東洋医学的検査、基本的な西洋医学的検査等があります。
例えば肩こりや肩の痛みに対して、従来のテーピングでは肩の筋肉にテープを貼りますが、テープを貼る前にまず、その肩の痛みがどこからきているのかを探すのがスパイラルテープの検査です。
処置後その処置で正しいのか?STテスト、またはOT-101で再確認します。
従って痛いところに貼れば良いというような安易なテーピングではありません。スパイラルテーピング療法をして患者さんから施術代をいただく以上、理論どおりに施術しなければなりません。『施術を行う前には必ず検査をする』、私たち(柔整師・鍼灸師等)はこのことをごく基本的なことと考えます。
このように、 スパイラルテーピングは確実な理論に基づいた再現性のある施術法であるため、世界に認められつつあるのです。
『上級クラス』認定を取得しております。 |
← 詳しくはこちらからご覧になれます。 |
スパイラルOリング・テストの補足説明
知っている方も時々居ますが、まだまだメジャーではないようなので少し説明させて頂きます。
Oリング・テストとは、手の指で作った輪で行なう筋力テストです。
治療によって流派が有り、私の場合はスパイラル・テーピングのOリングテスト・・・ST(エスティー)テストというものを使っています。 Oリング・テストは多くの場合、直接患者さんの手を使ってテストします。
患者さんの身体に何らかの刺激を加え、指で作った輪の力が強くなるか、または弱くなるか比較します。
指の力が強くなれば、患者さんの身体にとって嬉しい刺激、正しい処置ですよ、というサインになります。
逆に指の力が弱くなれば、患者さんの身体にとって嬉しくない刺激、 間違った処置ですよ、というサインになります。
私が使っているST(エスティー)テストは、訓練するとちょっと特殊な方法が使えます。
患者さんの指は使わず、術者の指で作った輪で読み取る方法です。 この方法は患者さんの手首に有る陽池(ようち)というツボに術者の手を当てて行ないます。
何故それで解るんですか?とよく尋ねられます。
それは神経の伝達というものは電気信号なのです。
患者さんの脳が発した電気信号を陽池(ようち)というツボから読み取るのです。
何故そのツボなの?という疑問も沸いてきますよね。(?_?)
陽池というツボは経絡で言うと三焦経といって、上焦(呼吸器系)、中焦(消化器系)、下焦(泌尿器系)を、まとめたツボの流れる道なので、身体全体の情報を得られやすいようです。
この検査法のお陰でテーピングのみならず整体の施術も、どこに処置するべきか、的確な判断がつきます。
- 骨の矯正-JRC療法
- 筋肉の矯正-筋膜リリース、筋整復法
- スパイラル・テーピング-東洋医学