筋肉の矯正(筋膜リリース、PNF筋整復法)

筋膜リリースについて

筋膜リリースは、アメリカ合衆国のトーマス・W・マイヤース先生のアナトミー・トレインという理論を応用した手技になります。

今までの解剖学では、筋肉一つ一つを切り離した考え方を行って来ました。
しかし、アナトミー・トレイン理論では、筋肉一つ一つを単体と考えるのではなく、筋膜により幾つもの筋肉が連動して作用している事を見つけたのです。

その理論を基に、筋膜の繋がりを利用して施術を行います。
この筋膜の繋がりを利用すると、痛い所に触れずに痛みを取る事が度々起こります。

逆を返すと、痛い所と関係無さそうな所が硬くなっている為に、その部分に痛みが出ていたという事が多々有ります。

痛い所に、いくら施術をしても改善しないケースが有ると思いますが、そんな場合でも、筋膜の繋がりを利用する事により、容易に改善出来たりするのです。

筋膜リリース

PNF筋整復法について

大リーグの選手などが取り組んだトレーニング法で一躍脚光を浴びたPNF療法、1940年代に 神経生理学者のドクターカバット、理学療法士のノット氏らによって理論化されたテクニックですが、そのPNF療法を基に、より治療に適すように改良した施術法がPNF筋整復法です。

◎腰痛(ギックリ腰・慢性腰痛・坐骨神経痛など)

・長時間座るのが辛い・仰向けになると腰が痛い・寝ていると足がつったりしびれる などでお困りの方

 

筋膜リリース 腰痛腰痛に対する背筋と寛骨筋群の連携手法
脊柱起立筋や大腰筋など、屈筋群や伸筋群の連携がうまくいかないと関節の動きが次第に無くなり痛みを起こします。その後、徐々に軟骨や骨に負担がかかり椎間板の脱出や腰椎の変形が始まります。その移行していく段階で、坐骨神経痛や足のシビレなどがでやすくなります。腰痛には、骨盤の回転や背骨の伸展、屈曲が姿勢の変化についてこれないことが原因となるケースや、膝関節や股関節などとの連携がうまくいかないケースがあります。しかし多くの場合は筋肉と骨(骨盤)とのバランスが合っていないからで、背中周りの筋肉と骨盤周囲の筋肉への施術を中心に行い対応します。

 

◎膝痛(変形性膝関節症など)

・階段の昇り降りが痛い・正座が出来ない・冷えると痛い などでお困りの方

 

筋膜リリース 膝痛膝痛に対する関節の並び合わせ法
膝の関節は股関節や足首の関節とともに3関節が一つのユニットとして、歩くときも座るときも共同して動いています。ところが、毎日の歩き方、座り方などにより少しずつそれら3つの関節の中心が合わなくなり、軸がずれてきます。その状態が続くと筋肉が身体の重さを支えきれなくなり大きな負担が関節にかかります。やがて軟骨の減少や骨の変形が起こり、膝の曲げ伸ばしが出来なくなりさらに強い痛みが起こります。これらの症状に対して3つの関節の軸を揃え、筋肉の負担をサポートするように施術をし対応していきます。

 

◎首・肩痛(肩こり・頭痛・四十肩・五十肩など)

・強いコリがある・腕がいつもだるい・手がしびれたり肩甲骨の周りがはってつらいなどで お困りの方

 

筋膜リリース 肩こり肩首痛に対する上肢の力軸を整える手法
パソコン作業や家事で腕を使いすぎ、首や肩が重く感じたり痛みを感じた経験はありませんか?これは肩の三角筋が指先程度の疲れであっても敏感に反応し、首・肩に刺激を伝えているからなのです。腕を多用し三角筋に一定以上の疲労が蓄積することにより、首・肩・腕の中心軸に不調和が生じ、筋肉に過剰な負担をかけるようになります。その結果、自分では大した仕事をしていないつもりでも知らず知らずの内に負担を蓄積していきます。筋肉の力軸を整え、それぞれの関節の中心を合わせることにより上肢筋群の負担、様々な症状や痛みに対しサポートいたします。

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