今回は、テーピングで花粉症の症状を軽減させる方法についてです。
施術の現場では、他の症状のついでに処置をしたり、アレルギーにより、他の症状を増強している事が疑わしい時などに使います。
基本的な処置は、アレルギーの代表的なツボの太陽を使います。
単純に、花粉症です、という方には、そこに小さなテープを貼ります。
アレルギーにより、他の症状を増強しているのではないかと思われる場合は、検査を行います。
ふくらはぎの硬さ、押した時の痛さを確認した後に、患者さんに太陽穴を自分で押さえて貰います。
太陽穴を押さえた状態で、再度ふくらはぎの硬さと、圧痛を比較してみます。
ふくらはぎの硬さが取れて、圧痛が軽減していれば、アレルギーにより、筋肉が緊張している事が考えられます。
つまり、筋肉が緊張している為、腰や足などの痛みを増強している可能性が高くなります。
そんな場合は、先に太陽穴にテープを貼ってしまった方が、他の痛みが取れやすくなります。