楽に痩せる為には、消化酵素の知識が必要です。
それが理解出来ると、自分で食べ合わせを選べるようになります。
液体の食べ物は消化しやすいので、あまり考える必要が有りません。
固形物だけ考えると良いでしょう。
固形物の食べ物は、大きく分けると、タンパク質と炭水化物に分けられます。
それぞれの消化酵素は別の性質です。
タンパク質を消化する為には、酸性の消化酵素が必要になります。
炭水化物を消化する為には、アルカリ性の消化酵素が必要になります。
ここ重要ですよ。
酸性の液体と、アルカリ性の液体を混ぜるとどうなりますか
小学生の頃に習いましたよね。
そうです、中和されます。
例えば、あなたはタンパク質である、お肉を食べました。
生のお肉なら消化酵素が生きていますが、大抵の場合は、火を通しますので、酸性の消化酵素が体内から分泌されます。
そして一緒に、ご飯を食べました。
炭水化物なので、体内からアルカリ性の消化酵素が分泌されます。
酸性の液体と、アルカリ性の液体が混ざってしまいました。
もちろん中和されます。
すると、どうなるのか
消化し辛くなります。
良い言い方をすると、腹持ちが良くなります。
じっくり時間をかけて消化する事になりますので、余計に吸収されて、身体に蓄えられます。
食べる量が多いと太ってしまいます。
つまり、バランス良く食べて、量が多いと太る訳です。
では、わざとバランスを崩し、偏らせてみましょう。
お肉と生野菜を、食べました。
注意・このイラストですと、ステーキの付け合わせのポテトは、でんぷん質で炭水化物になりますので、食べない方が瘦せやすいです。
お肉を消化する為に、酸性の消化酵素が分泌されます。
生野菜は消化酵素が生きていますので、生野菜が持っている消化酵素で消化されます。
この組み合わせだと、たっぷり食べても、消化しやすいので太りにくくなります。
3~4時間で消化され、便になります。
一方、先程のお肉とご飯の組み合わせの場合、6~8時間かけて消化されます。
朝目が覚めて、まだお腹に食べ物が残っているなあ、と感じた事が有りませんか あの状態です。
今度は逆に、炭水化物で有る、ご飯や麺類と生野菜の組み合わせにしてみましょう。
麵類と、生野菜を食べました。
消化酵素はアルカリ性になります。
生野菜は消化酵素が生きているので、勝手に消化されます。
これも、消化しやすいので、3~4時間で消化されます。
消化スピードが早いので、こちらも太りません。
タンパク質か炭水化物のどちらかに偏らせた場合、太る事を望むなら、消化に負担が掛かるくらい、いっぱい食べないと、太る事は出来ないのです。
参考になりましたでしょうか
実際は、理想体重になるまでは、しっかりとこの組み合わせで食べて、理想体重になりましたら、もっと緩~~~い食べ合わせでも、体重をキープ出来ます。